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エアポンプと水槽について
エアポンプと水槽の関係
お祭りの金魚すくいで連れてきた金魚をエアポンプ、いわゆるブクブクのついた水槽で飼育する、というのが、もっとも一般的な金魚の飼い方かもしれません。
エアポンプは空気を送り出すだけの器具ですから、エアチューブ(エアポンプから送り出された空気を届けるためのチューブ)の先に、細かい泡を出すエアストーンや、水を浄化するフィルターをつける必要がありますが、上手に活用すれば小さな水槽でも金魚を多めに飼育することができます。
水換えを毎日するのであれば、フィルターは使わずにエアレーション(エアーストーンと呼ばれる器具を取り付けて水中に細かい泡を発生させ、酸素不足を解消することです。)にだけ気を付けておけば良いでしょう。
外部ろ過を使用している場合も、魚の数が多い場合はエアストーンを用いる方が無難です。エアポンプはこのような酸素不足の対策において最も優れた器具です。
エアポンプの活用
水流の強さを自由にコントロールできるのもエアポンプの長所です。
熱帯卵生メダカやベタのように、水流を好まない種類を飼育する場合には、エアポンプにスポンジフィルターを付けて、水流を最弱にし、それでも強すぎる場合には、分岐用の器具(二又や三又)を用いて水流を調節します。
こんなに便利なエアポンプですが、その音と振動が唯一の短所です。技術の進歩で静音化は進みましたが、それでもやはり寝室の近くには置きたくないという方がほとんどでしょう。
とは言え、もしエアポンプがなかったら、とても不便なのも事実。ピンチの時の助っ人としても、ひとつは常備しておきたいものです。